【10月の店主のよもやま話】映画「ラストマイル」













【10月の店主のよもやま話】
映画「ラストマイル」

話題の映画観ました。アマゾンがモデルと思われる外資のネットショッピングの物流現場で起きる、連続爆破事件。当店もネットショッ
プを運営してますから興味深いテーマです。


映画では巨大な物流センターには十人もいな
い正社員に対して大人数のアルバイトや非正
規社員が機械とシステムの下で文字通り機械的に使われて仕事をしています。これが日
本のECの物流現場のリアルかと零細個人商店の当店とのあまりの違いを実感します。








ただ、荷物を最後にお客さんに届けるのは宅
配便のドライバー。ここは生身の人間。ぽちっ
と注文して当たりまえのように届いた荷物をあけるときに感謝の気持ちを持つとしたらど
この誰に対してなんだろうかと、あまりに工
業化してしまっている商業に本来のお客とお店の関係性がなくなっていくようでこれが理
想なんだっけといまさらながら思うのでした。


75歳になる火野正平演じる下請け宅配
ドライバーの一生懸命仕事に忠実であろうと
する姿に悲哀を感じます。